皆さん、こんにちは。大阪府堺市を拠点に電気設備・空調設備・防災工事を行っている株式会社 松電工舎です。
就職先選びに悩んでいる、今の仕事に限界を感じていて転職を考えているなど、さまざまな理由で転職先を探している方もいるのではないでしょうか。
本記事では、消防設備士の年収や資格を取得するメリットについて詳しく解説します。電気設備や防災工事に興味があるなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
■消防設備士の年収は?
消防設備士の年収は、一般的には400~600万円程度です。とはいえ、年収は勤務する会社や持っている資格、経験などによっても異なります。
そのため、一概にはいえません。仕事に役立つ資格を多く持っている、長年経験を積んできていてベテランといわれるほどの技術力がある、という人の場合は年収も高くなります。
しかし、逆に入社したばかり、異業種からの転職といった場合には、年収もそれほど高くはないでしょう。
■消防設備士が年収を上げる方法
仕事によっては、年収を上げることが非常に難しいという場合もあります。しかし、消防設備士であれば、いくつか年収を上げる方法があります。ここでは、年収を上げる方法についてみていきましょう。
・社内でキャリアアップを目指す
社内でキャリアアップを目指す、というのはすべての職種に共通する年収アップの方法です。もちろん、会社によっては難しい場合もありますが、真面目に仕事をこなして技術を多く身につけることで、社内の評価も高くなるでしょう。社内評価が上がれば、昇進も早くなるかもしれません。
・幅広い現場を経験する
幅広い現場経験をするというのも、重要な点です。消防設備士の仕事は重要ではあるものの、消防設備士の仕事ばかりではなく、ほかにも相性の良い仕事の現場に参加してみるのもおすすめです。
たとえば、防災工事だけでなく、電気設備工事や空調設備工事などです。どの工事も建物の維持管理に必要な設備であり、専門の知識や技術が必要になる仕事です。そのため、電気設備や空調設備に関する資格を取得しておくことで、消防設備士の資格と合わせると複数の現場を経験できるだけでなく、年収のアップも可能といえるでしょう。
・新たな資格を取得する
資格があるということは、その分野に対しての専門的な知識がある、技術を持っているということの証明でもあります。そのため、さまざまな資格を取得することでキャリアアップはもちろん、給与アップにもつながります。なぜなら、仕事に関係のある資格であれば、多くの会社が資格手当を支払うからです。金額は会社によって異なるものの、資格を保有しているだけで毎月の給与はアップするのでおすすめです。
∟消防設備士甲種第4類
消防設備士甲種第4類は、仕事の幅を広げるためにもおすすめの資格です。国家資格であり、受験資格を満たす必要がありますが、その分建設業界では重宝されます。なぜなら、消防設備士甲種第4類は業務範囲が広いという利点があるからです。ただし、合格率は例年30%台と難易度が高いため、しっかり勉強をする必要があります。
∟第二種電気工事士
消防設備士の仕事の中には、誘導灯を設置する、自動火災報知設備を取り付けるなどといった工事もあります。そのため、第二種電気工事士の資格を取得していると電気工事に関する基礎的な知識があるということになるため、仕事の幅を広げられます。
そのほか、消防設備士甲種を受験する際にも、受験資格として第二種電気工事士が必要となるため、取得していて損にはなりません。国家資格ではあるものの第二種電気工事士を受験するための資格はとくにないのも、利点といえます。もちろん、消防設備甲種よりは資格を取りやすく、消防設備の仕事にも大いに役立ちます。
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■消防設備士を取得するメリット
消防設備士を取得するメリットは、いくつかあります。たとえば、昇進に有利になるなどです。消防設備士の仕事は多岐にわたり、需要は多くあります。とくに甲種は取得も難しく、多くの会社に必要とされる資格です。ここでは、消防設備士を取得するメリットについて詳しく解説します。
・昇進・昇格が期待できる
消防設備士の資格を取得すると、昇進や昇格が期待できるのが大きなメリットです。なぜなら、消防設備の点検は消防設備士の資格がなければできないからです。消防設備士の資格は国家資格であり、持っていればそれだけで信用度が高まります。当然企業内での評価も高くなり、キャリアアップの可能性も高くなります。持っていなければ、消防設備点検の仕事には携われないので当然といえるでしょう。とくに甲種や電気設備士などの資格も取得していれば、なおさら昇進や昇格も期待できます。
・転職に有利
消防設備士の資格を取得していると、就職や転職に有利といえるでしょう。消防設備点検に関しては、必ず消防設備士の資格が必要であり、建物がある限り消防設備点検は定期的に必要になります。そのため、どの会社でも消防設備士は歓迎される資格といえます。つまり、就職や転職の際に消防設備士の資格があることをアピールできれば、気になる会社に雇ってもらえる可能性は高いでしょう。消防設備の資格もさまざまですが、とくに甲種を保有していると、多くの会社から需要があります。そのほかにも、経験やノウハウがあればなおさら転職や就職に有利になります。
・責任あるポジションを任せてもらえる
消防設備士の資格があれば、責任のあるポジションを任せてもらえる可能性があります。資格がなければ、できることが限られてしまい、多くの経験を積むことができません。もちろん資格がなくても責任あるポジションにつける会社もありますが、資格があるほうが有利なのは間違いないでしょう。そのほかにも消防設備と相性の良い資格を保有していると、より多くの責任あるポジションにつくことができます。
■まとめ
消防設備の点検は、消防設備士の資格を持っている人にしかできない仕事です。消防設備は新しく設置した後も、定期的な点検が必要になります。つまり、建物がある限り、需要がなくなることはない仕事といえるでしょう。そのため、消防設備士の資格を持っていれば仕事がなくなる、ということはありません。
多くの会社が必要としている資格のため、取得しているだけで就職や転職に有利になります。そのため、消防設備士を目指しているなら、必ず必要になる資格です。もちろん、電気工事士などの資格も重要であり、さまざまな資格を保有していることで仕事の幅も広げられますよ。
■松電工舎では、事業拡大に伴い消防設備士や消防設備メンテナンススタッフを募集しています!
松電工舎は大阪府堺市を拠点に店舗からオフィスなどの電気設備工事、空調設備、防災設備工事を行う会社です。
原則として土日が休みですが、あくまでも原則なので稼ぎたい方は休日に働くことができる環境となっています。平日の残業はほぼないので、プライベートも大切にできますよ。仕事に関しては大手商業施設の施工実績もあるので、スキルアップも望めます。個人事業主として働いていた方も、正社員としての採用実績もあるので、ぜひ検討してみてください。
なにより、社員として働くことで仕事に関連のある資格や免許の取得支援が受けられます。弊社で推奨している資格を取得すれば、2000円~5000円/月の資格手当が支給されるのもメリットです。多く稼ぎたい人もプライベートを重視したい人も、思うように働ける環境を用意しているのが、松電工舎の強みです。消防設備士への転職を考えているなら、応募してみてください。
松電工舎では、事業拡大に伴い消防設備士や消防設備メンテナンススタッフを募集しています。一緒に気持ちよく働ける仲間を募集しているので、気になる人はぜひお問い合わせくださいね。
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