皆さん、こんにちは。大阪府堺市を拠点に電気設備・空調設備・防災工事を行っている株式会社松電工舎です。弊社ではさまざまな工事に対応し、店舗からオフィスに至るまで丁寧に施工いたします。
さて本日は、高齢化が進む建設業界や電気工事業の現状と今後を考えてみます。また、高齢化だからこそ、若い人にチャンスが広がっている点についても詳しく説明しましょう。
■建設業・電気工事業の現状と高齢化について
さまざまな業界で高齢化が深刻な課題になっていますが、それは建設業や電気工事業においても変わりません。
まず建設業では、就業者数の減少が顕著で、就業者数の中でも55歳以上の高齢者が多くを占めています。具体的な数値を上げてみましょう。
国土交通省が公表した「最近の建設業を巡る状況について」という報告を参照します。それによると、1997年(平成9年)の建設業就業者数は685万人でピークを迎えていましたが、2021年(令和3年)には485万人となり、200万人も減少しました。ピーク時と比較すると、29.2%の減少です。
2021年(令和3年)における建設技能者数でいうと、60歳以上が全体の25.7%を占め、79.5万人となっています。それに対して、29歳以下の割合は約12%の37.2万人。高齢者の割合の方が多くなっています。
電気工事士業界ではどうなっているでしょうか。状況は変わりません。電気工事士資格の有資格者データを見ると、2015年以降、50歳以上の割合が高くなり、高齢化が進んでいることが分かります。
特に、国家資格の中でも高圧受電設備の取り扱いができる第一種電気工事士の若年層が少ないことが懸念されます。高齢化が顕著で、幅広く活躍できる人材が不足気味なのです。
■電気工事業界は今後どうなる?
世の中は便利になり、人々の電気利用は増える一方です。それに伴い、電気設備設置や修繕工事の需要は高まり、電気工事の仕事も増えていきます。つまり、電気工事業そのものについては仕事がなくなったり減ったりすることはなく、今後も活躍しやすい業界といえます。
しかし、電気工事の増加に対する人手の供給が追いついていません。仕事はあるのに、仕事をしてくれる人が少ないというのが現状です。今後もこの人手不足の傾向は続くと思われます。
特に電気工事士は高齢な人が多くなっていて、若手不足が深刻な問題になっています。
ここまで見ると、電気工事業界の未来が暗そうですが、高齢化時代を迎えているからこそ、若者のチャンスがあるともいえるでしょう。若い人なら伸びしろもあるので、現在無資格・未経験でも採用される可能性もあります。
資格やスキルは採用後に磨いてもらえばいいということにもなり、資格取得支援制度を用意している企業もあります。
今後、高齢を迎えた職人の大量退職も予想されるので、若者への期待も高くなるでしょう。期待が給与に反映されることもあり、高給が得られるかもしれません。
年金の受給期間も5年延びています。60歳で定年退職すると、65歳までの生活費の工面が大変です。生活できなくなるかもしれません。
そんなときに、電気工事士という具体的な資格を所有していると、確実な収入源も得られます。
若者が将来のことを考えると、電気工事業界は希望の持てる業界です。
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■建設業で就職するなら電気工事業界がおすすめ
電気は私たちの生活にはなくてならないもの。今の時代、電気なしの生活は考えられません。
インターネットやスマートフォン、センサー機器などの情報通信技術の発達に伴う電気工事も発生します。電車や地下鉄などの公共交通機関における電気工事は待ったなしです。テーマパークや大型施設においても、電気工事をしてもらわなければ運営できません。
太陽光発電への注目が集まり、設置工事を依頼されることもあるでしょう。電気自動車普及に向けた充電施設の拡大もしなければいけません。エネルギー問題に端を欲したスマートグリッド構想もあります。
いずれの場合も、高度な知識と技術を持った専門家がいなければ、なしえないことです。それだけ、電気工事の需要は高まっています。
つまり、電気工事業界そのものは今後もずっと発展していくのです。私たちが個人として生活していく場合も、企業が活動をする場合も、電気がなければ何もできません。それだけ、電気工事は重要なのです。
そのため、建設業で就職するのなら、電気工事業界はおすすめ。安定した仕事と収入が得られるので、将来のことを考えても安心です。
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■まとめ
少子高齢化時代を迎え、さまざまな業界で人手不足が懸念されています。建設業界や電気工事業界でも事情は同じです。
これらの業界では、優秀な能力を持った若手が特に不足しています。両業界の現状としては、高齢化が進み、50~60歳以上の労働者が多くなっています。しかし、高齢な労働者はやがて退職していきます。
そうなれば、人手不足がますます深刻になる恐れがあるのです。
電気工事業界自体は、需要の増加により、仕事量は増える一方です。それに対して、人手が足りなくなっています。
そんな時代だからこそ、若手に大きなチャンスが開かれています。採用の門戸も広がり、高給が保証されるケースも出てきました。
今こそ電気工事業界に就職する好機です。将来の幸せ、安定した生活のためにも。ぜひとも電気工事業界で働いてみましょう。
■松電工舎は電気工事士が、安定した働き方ができる環境です!
この記事を読んだ人は、電気工事業界で働いてみようかなと思ったかもしれません。そうなると、どこの求人に応募すればいいかが問題になってきます。
そこでおすすめするのが株式会社松電工舎。松電工舎は大阪府堺市を拠点に店舗からオフィスなどの電気設備工事、空調設備、防災設備工事を行う会社です。
弊社の労働環境も働きやすい環境になっています。原則土日が休日で、平日も残業はほとんどありません。
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努力や成果は給料にも反映。頑張れば頑張るほど、報酬が増えますから、やりがいもあるでしょう。
弊社には大手商業施設の施工実績もあり、スキルアップも図りやすいです。豊富な実績と経験に基づいた指導もできます。
資格及び免許の資格取得支援制度もご用意しています。資格・免許の取得にかかる費用は弊社が全額負担しますから、安心して取り組むことができるでしょう。特別講習の受講も手配します。
資格取得後は、資格手当の支給もあり。大きく羽ばたくチャンスが広がります、
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