皆さん、こんにちは。
大阪府堺市を拠点に、電気設備工事・空調設備工事・防災設備工事を手掛けている松電工舎です。
電気系の資格取得は、将来のキャリアアップやスキルアップにつながる重要な一歩です。
本記事では、初心者の方におすすめの電気系資格やその取得のメリット、取得すべき順番についてご紹介します。
■ 電気系の資格を取得するメリット
電気系の資格を取得することには初心者にとって多くのメリットがあります。以下では、そのメリットを紹介します。
・電気資格の取得は就職に有利
電気工事士や消防設備士などの資格は、電気設備や防災設備の専門知識を持っていることを証明するものです。これらの資格を持っていることは、電気工事会社や建設業界での就職において非常に有利です。特に、経験者の電気工事士や消防設備士は、現場経験や技術力を証明することができるため、さらに就職のチャンスが広がるでしょう。
・資格取得でスキルアップ
電気系の資格を取得することにより、専門知識や技術力が向上します。例えば、電気工事士の資格を取得すると、施工図の読み方や配線工事の技術を身につけることができます。これらのスキルは、現場での業務において非常に重要な要素となります。また、消防設備士の資格を取得することで、防災設備の設計や点検に関する知識を習得することができます。これにより、建物の安全性を高める役割を果たすことができます。
・資格取得はキャリアアップの一環
電気系の資格を持つことは、キャリアアップにもつながります。例えば、電気工事士から電気施工管理技士へのステップアップは、責任の増加やマネジメント能力の向上を求められるため、キャリアアップの一つの道となります。また、消防設備士からはさらに上位の資格である消防設備士技術者への取得も可能です。これにより、より高度な防災設備の設計や点検を行うことができるようになります。
・需要がなくならない
電気系の職業は、私たちの生活の基盤を支えるインフラに関わるため、常に需要があります。景気や社会情勢に左右されず、安定した職業であると言えます。そのため、電気に関する技術を習得することで、一生涯にわたりその技術を活かした仕事に携わることができます。将来を見据えて資格取得を目指すこともおすすめです。
■電気系初心者が取得すべき資格とは?
電気系の仕事に携わるには、適切な資格を取得することが重要です。資格を持っていることで、自身の技術力や知識の信頼性を証明することができます。ここでは取得すべき資格について具体的に説明するので参考にしてください。
・第二種電気工事士
第二種電気工事士は、一般の住宅や店舗など、小規模な施設の電気工事に従事することができます。具体的には、屋内の配線や照明の設置、コンセントの設置や交換、600V以下の受電設備の電気工事を行うことができます。また、規定に従えば、自宅のリフォームやDIYで電気設備の設置や工事を行うことも可能です。さらに、第二種電気工事士には、現場代理人としての資格もあります。現場代理人は、電気工事における現場監督のような役割を担います。指示を出すためには電気工事に関する知識が必要ですが、実務経験を積みながら資格を取得することで、現場代理人として活躍することができます。
・第一種電気工事士
第一種電気工事士の資格を持つことで、第二種電気工事士の範囲に加えて、500kW未満の「自家用電気工作物」の工事を行うことができます。具体的には、高圧受電を行っている店舗、ビル、工場などの大規模施設の工事が可能になります。つまり、第一種電気工事士の資格を持つことで、ほとんどの建物の電気工事を行うことができるようになります。仕事の幅が広がるだけでなく、さまざまな建物の電気工事を経験することで、さらにスキルを磨くことができます。
・消防設備士甲種4類
消防設備士甲種4類は、建物における消防設備の設計・施工・保守・点検に関する業務を行うための資格です。具体的には、消火設備や避難設備、防火設備などの設計や点検を行うことが求められます。消防設備士甲種4類の資格は、高度な技術力が求められる一方で、安全な社会への貢献や専門性の評価という魅力も持っています。消防設備士甲種4類の資格を取得することで、自身のスキルアップや社会貢献ができるだけでなく、将来のキャリアにも大いに役立つことでしょう。
■電気工事系の資格を取得する際におすすめの順番を紹介
この順番で取得することで、段階的に難易度が上がり、より高度なスキルを身につけることができます。まず、第二種電気工事士を取得し、基本的な知識と技術を習得します。次に、消防設備士甲種4類を取得し、消防設備に関する知識を深めます。最後に、第一種電気工事士を取得し、より高度な電気工事のスキルを磨きます。
①第二種電気工事士
第二種電気工事士からの資格取得をおすすめします。この資格は、電気系の基礎知識を習得するため、初心者に最適です。さらに、合格率は例年50%〜70%と高く、電気設備が存在する限り需要が途切れません。この資格は一般家庭の電気設備にも対応できるため、日常生活でも役立ちます。第二種電気工事士の資格を取得した後は、自分の目指す職業に応じて第一種電気工事士や電験(保安管理)、電気工事施工管理技士など、上位の資格を取得することを目指しましょう。
②消防設備士甲種4類
消防設備工事を手掛ける電気工事会社は多いため、この資格を取得しておくことは大変重要です。電気工事と関連が深いのは第4類を取得しておきましょう。
③第一種電気工事士
第一種を取得すれば、ほとんどの建物の電気工事に携わることができるようになります。仕事の範囲が広がるだけでなく、さまざまな建物の電気工事を経験することで、自身のスキルを向上させることも可能です。なお、第一種電気工事士の免状を取得するには、試験に合格するだけでなく、通算3年以上の電気工事の実務経験が必要となります。第二種を取得したら、計画的に勉強を進めながら、現場での経験を積んでいくことで、3年後に第一種取得を目指しましょう。
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